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極小文字対応インクジェットプリンタが新発売

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高解像度、極小文字の印字を形成する
産業用インクジェットプリンタを新発売

Videojet 1000 シリーズに技術革新をとげた高解像度プリンタが登場。
従来よりも小さくて優れたコントラスト比の印字を形成。

イリノイ州シカゴ – 2015年 3月31日 – Videojet Technologiesから発売の VJ1620HR (キーパット式)およびVJ 1650HR(タッチパネル式)インクジェットプリンタは、電子機器や部品およびケーブルメーカーをはじめとした、限られたスペースに小さな文字を印字する必要のある業界でご活用いただけるプリンタです。高解像度の極小文字を高い稼働率を維持しながら印字できます。本プリンタは、最小高さ 0.6mm までの極小文字を最速 348 m/ 分の生産ラインで印字可能です。40ミクロンのノズルを搭載しているため、IC チップ、小径ケーブル、またその他の印字領域に制限がある製品に QRコードやDetaMatrixなどの2次元バーコードや英数字を高い判読性を保ちながら高速印字できるため、製造ラインの生産性を維持してメーカーのトレーサビリティを最適化できます。

本プリンタは、好評いただいているVideojet1000シリーズプラットフォームおよび「超高速対応」ノズルを基盤にしています。世界中で数万件の導入実績を誇る Videojet 1000シリーズプラットフォームは、高い稼働率を誇る産業用インクジェットプリンタ (小文字用) として定評があります。新プリンタのノズルは、ビデオジェット独自の Precision Ink DropTM (プリシジョンインクドロップ) 技術を搭載しているため、高度なソフトウェアアルゴリズムとの組み合わせで液滴ごとの飛翔経路を調整し、最適な印字品質を可能にする先進の高周波数プリントヘッドの設計によってノズルは毎秒 100,000滴以上で動作します。ビデオジェットのインクジェットプリンタ (小文字用) ビジネスユニットディレクターである Anthony Blencowe はこう述べています。「製品に極小印字をおこなっているメーカーは印字品質を重視しています。 VJ1650HRおよびVJ1620HR は、これらの優れた機能に加えて特殊なラスターを組み込んで、文字高さの小さな印字や高速ラインでの稼働で発生しがちな印字品質の技術的課題にも対処しています。本製品をお使いいただくお客様には、印字対象面積が同じ条件で、より速い生産ラインで、より小さな印字ができるようになりました。」

また、当社にて特許取得済みの CleanFlow™ (クリーンフロー) 技術を特長としており、プリントヘッド先端へのインク蓄積が軽減されるため、既存の極小印字プリンタと比較してヘッドクリーニングまでのプリンタの稼働時間が長くなり、保守の負荷も大幅に軽減されます。ノズルでは自動クリーニングが行われるため、長時間のライン停止後でも迅速なシステムの再開がサポートされ、生産稼働時間を延ばします。内蔵ポンプにより外部エアが不要となり、インクの流れに汚濁物が混入するリスクが下がるため、印字品質の安定性も確保できます。

摩擦、温度、化学物質に対する耐性を備えた速乾インクや各種特殊インクに加え、ハロゲンフリーインクをご利用いただけるため、高機能ノズルの性能をさらに引き出すことが可能です。すべてのインクは RoHS(特定有害物質使用制限)準拠製品(EC 2011/65/EU Annex II) で使用できるため、エレクトロニクス業界固有のニーズを満たしています。これらのインクでは、ヒートシンク、コンデンサ、コネクタ、高絶縁テープへの印字を含むさまざまな用途で、耐久性と耐摩耗性の高い印字が可能になります。

他のVideojet1000シリーズの産業用インクジェットプリンタ (小文字用) と同様に、製品ごとに正しいインクだけを確実に取り付けることができる Smart Cartridge™ (スマートカートリッジ) 溶剤システムを特長とし、複数の種類のインクを使用する電子機器、電線およびケーブルメーカーをサポートします。これらのプリンタでは注射針構造を使用して各カートリッジからインクを取り込むため、インクのこぼれがなくなり、廃棄しなければならないインク量を減らします。この結果、極小印字を実行しなければならない製造現場で一般的に求められるクリーンさも達成できます。

また、ユーザーごとに異なる稼働条件に適合するために2つの HR プリンタには、生産ラインの作業者による操作をサポートする機能があります。VJ1650HR は、総合設備効率 (OEE) を大幅に向上させて生産ラインの効率を上げることのできるビデオジェットの独自技術を組み込んだ生産性向上ツール (タッチスクリーン式の CLARiTY™ インターフェイス) を特長としています。VJ1620HRは、最小限のトレーニングで簡単に操作方法を取得できる堅牢なキーパッドインターフェイスを備えており、シンプルでスピーディな製品の切り替えを実現します。

Blencowe はこう付け加えます。「 VJ1650HRとVJ1620HRは、極小文字印字機能を必要とするメーカーが最も重視する性能を提供できるように設計されています。高速ラインであっても非常に小さいサイズの印字まで最高の印字品質で形成します。研究開発への投資は、これらのプリンタが対応していかなければならない電子機器電線およびケーブルメーカーが求める工場での厳しい条件を具体的に把握して、その条件を満たすことのできるプリンタが開発する一助となりました。」

極小文字対応の産業用インクジェットプリンタ VJ1620HRおよび1650HRの詳 しい内容については、
0120-984-602 にお電話いただくか、極小文字対応 小文字用インクジェットプリンタをご覧ください

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ビデオジェットについて

ビデオジェットは、産業用印字のグローバル市場で活躍する企業で、マーキング用装置、特定用途向けに開発された溶剤、そして製品のライフサイクルを通したサポートを提供してきました。当社の目標は、コンシューマ向けパッケージ品、医薬品、工業用品などを製造するお客様とのパートナーシップを通して、そのお客様が生産性を強化してブランド価値の保護や向上を図り、業界トレンドや法規制遵守で業界のリーダーとなるお手伝いをすることです。産業用インクジェットプリンタ (大文字用と小文字用)、サーマルインクジェットプリンタ、レーザーマーカー、産業用サーマルプリンタやラベラーなどの製品分野で専門的ノウハウや先端技術を有するビデオジェットは、世界で 325,000 台を超えるプリンタの納入実績があります。ビデオジェット製品は、販売先で 1 日 100 億を超える製品に印字を行っています。世界 26 か国の直営事業所で 3,000 名以上のスタッフが、製品販売、設置やトレーニングのサポートを提供しています。また、流通ネットワークには 400 以上の代理店業者および OEM が含まれており、135 か国でサービスを提供しています。