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ラベラーの新モデルを発売。10 年間の信頼と実績を誇る Intelligent Motion™(インテリジェントモーション) 技術を搭載し、厳密かつ効率的なパフォーマンスを実現

革新的な Videojet® 9560 システムが、段ボール箱・
紙箱・シュリンク包装を対象としたラベル印字・貼付を実現

イリノイ州シカゴ — 1 July 2024 — 従来モデルの Videojet 9550 は日常的な手動調整が不要のラベリングシステムであり、他のラベラー製品でみられたラベル詰まりを引き起こす可能性があるメカニズムを採用しなかったことが功を奏し、ラベリング業界において過去 10 年間にわたり抜群の販売実績を誇るソリューションになりました。このたび世界トップクラスの印字・マー
キング装置のメーカーである Videojet Technologies は、VJ9550 をアップグレードし、処理速度の向上と豊富な接続オプションを特長とするプリンタ搭載ラベラー Videojet 9560 を発売いたします。

Videojet のグローバルビジネスユニットマネージャー Marcy Vanderbei はこのように述べています。「VJ9550 から VJ9560 に進化した結果、Direct Apply (ダイレクトアプライ・直貼り) ができる特長はそのままに、処理速度がさらに増し、既存の製造ネットワークや制御ネットワークへの組み込みが容易になりました。生産ラインの最終工程である包装のオペレーションにメリットをもたらすことができます。ひとつひとつの改善は、当社がお客様の印字やラベリングの課題を解決するソリューションの研究開発に心血を注いで取り組んできた証です。」

Direct Apply™ (ダイレクトアプライ) は、包装にラベルを正確に貼り付けることができる、独自のオンデマンドのラベル貼付方法です。このシステムではラベルの印字と、コンベヤの上を搬送されていく包装の上面や側面に対するラベル貼付とを 1 台で同時に行うことができ、タンプ(アームで押し付けるための機構)やエアーで吹き付けるタイプのアプリケーターを用意する必要がありません。Videojet 9560 は、GS1 バーコードを印字した一般的な 4 インチ x 6 インチサイズのラベルの場合、毎分最大 150 包装に貼付する処理能力があります。また、包装が絶え間なく流れてくる状況でもその処理能力を維持します。

Videojet 9560 はビデオジェット独自の Intelligent Motion™ (インテリジェントモーション) 技術(特許取得済み)を搭載しています。この技術は、システム全体を自動的かつ精密に制御しながら、生産ラインでの予定外のダウンタイム (稼働停止時間) をなくすことを目指して搭載しているものです。この最先端のラベリング技術はダイレクトドライブがラベルの速度と位置を制御し、クラッチやローラーを用いたり調整作業を行ったりする必要が無いため、オペレーションのパ
フォーマンスが向上します。電動のサプライリールが、速度やラベルサイズにかかわらずリールの最初から最後まで自動でラベルの張力を調整・維持します。インクリボンとラベルの経路が
シンプルであるため、ラベル・リボン交換を60 秒未満で完了することができます。

新しい VJ9560 は一般的なラベルデザインソフトウェアとプリンタ言語をサポートしているため、これからラベラーを VJ9560 に切り替えるユーザー様は、必ずしもジョブファイルを作成し直したり従業員のトレーニングをやり直したりする必要がありません。VJ9560 は従来モデル VJ9550 と比較してプログラム可能な I/O のオプションが増えており、Ethernet/IP™ や PROFINET® など、より多くのデータプロトコルをシステムの統合のために利用できるように
なっています。

VJ9560 を利用するユーザー様は、8 インチの大型ユーザーインターフェイス 1 つでジョブの
選択やシステムの制御を行うことができます。ユーザーインターフェイスには印字事故防止機能を内蔵しており、いつでも正しい内容が印字されたラベルを正しい外箱に貼り付けるために役立ちます。また、ユーザーインターフェイス上で再生できる動画で定期的なメンテナンス作業の手順を確認することもできます。ユーザーインターフェイスは VJ9560 から最大 10 メートル離れた場所に設置でき、ユーザー様によって使いやすい配置が簡単に叶います。さらに、Web サーバー機能により、同じネットワーク上にある他のデバイスを介してユーザーインターフェイスにアクセスできます。

VJ9560 へのアップグレードの中で特に重要な点は、メーカー様の社内ネットワークへの安全なリモートアクセスを可能にする、内蔵の Wi-Fi 接続機能(※)が使えるようになることです。(※国によりご提供状況が異なります)この機能によって、USB ドライブを使わずに簡単にファイルをラベラーに送ることができます。さらに、VideojetConnect™ Remote Service
(ビデオジェットコネクト リモートサービス ※国によりご提供状況が異なります) を利用されている場合はビデオジェットの専門スタッフおよびお客様の社内技術者の方々がリモートで VJ9560 にアクセスして、トラブルシューティングを行ったりシステムの状態に関するリアルタイムの情報を得たりすることができます。

Vanderbei はこのように述べています。「手動調整の必要性や、部品点数の多さは、従来式のラベラー製品が日常的にオペレーション上の問題を起こす主な原因になっています。今回の
新システムからは、それらの要因を排除しています。Direct Apply (ダイレクトアプライ・直貼り) の機能を有する Videojet 9560 は、今回のアップグレードされた機能をもって、生産ラインの最終工程の効率・信頼性を次のレベルへ向上させます。」

プリンタ搭載ラベラー Videojet 9560 の詳細については、http://www.videojet-9560.htmlをご覧ください。