シュリンクラップ・シュリンクスリーブラベルとは

産業用インクジェットプリンタで賞味期限とロット番号が印字されたシュリンクラップラベル
シュリンクラップラベルの一例

シュリンクラップ・シュリンクスリーブラベルは、ボトルや瓶などの丸い容器に巻きつけ、熱を使用して収縮させることで、容器の形状にぴったりと密着するように設計されています。このラベルは、360 度回転するため、一般的な貼付ラベルよりもブランディングやカラフルなグラフィックスのためのスペースが広く、その結果、商品棚での存在感を高めることができます。

シュリンクラップラベルは容器本体を覆うようにデザインされているのに対し、シュリンクスリーブは首のすぐ下から容器の下端まで容器全体を覆うようにデザインされています。シュリンクラベルは一般的に、あまり大規模ではないタイプのラベルよりもコストが高くなる傾向がありますが、包装された製品の商品棚での存在感を向上させることで付加価値を高めることができます。スリーブラベルは包装を完全に覆うため、より安価な汎用容器を使用することができ、容器コストを削減することができます。

シュリンクラップとシュリンクスリーブラベルは、耐久性と防水性に優れたフィルムから作られており、輸送や取り扱い中のラベル損傷を防ぎます。グラフィックスは透明なラベルの内面に印字され、摩耗や湿気による損傷からグラフィックスを保護します。一方、印字やその他のマーキングは、ラベルの外面に印字され、産業用サーマルプリンタによって生産ラインに沿って包装が移動するときに追加されます。また、シュリンクラベルは容器表面に接着しないため、製品使用後にきれいに剥がすことができ、容器のリサイクルや再利用が可能です。

シュリンクラベルは、印字、裁断、少量の接着剤で継ぎ合わせ後、ラップや全身用スリーブに加工されます。生産ラインでは、ラベルは充填された容器の所定の位置に落下され、その後、ラベルを所定の位置に収縮させるためにヒートトンネル (熱トンネル) を通過させます。収縮装置には、放射熱トンネル、熱風トンネル、蒸気トンネル、ハイブリッドトンネル (熱と蒸気を組み合わせたもの) などがあります。多くの包装業者が蒸気トンネルを好むのは、稼働に必要なエネルギーが少なくて済み、効果も高く、設定も簡単なためです。蒸気トンネルはまた、比較的低い温度 (通常 170 〜 180℃) を使用するため、充填されたほとんどの食品や飲料の容器が通過しても安全です。

シュリンク包装への印字・マーキング

シュリンクラップ・シュリンクスリーブラベルに推奨される印字機

オートラベラー (自動ラベル貼付機)

ビデオジェットのオートラベラー (自動ラベル貼付機) は、段ボール箱、パレットやシュリンクラップに、高解像度のテキストや判読性の高いバーコードや画像を印字する用途に最適です。ビデオジェット製プリンタの高コントラスト比の印字は、高い読み取り速度を誇ります。

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産業用インクジェットプリンタ

産業用インクジェットプリンタは、平面または曲面への印字に最適な非接触型印字機です。

ビデオジェットには、エコタイプ、UV (ステルス・透明)、速乾、耐結露、苛性ソーダなどで除去可能なタイプ、高コントラスト、レトルト変色、レトルト耐熱、カラー (顔料)、耐光、耐退色、耐油、非転写タイプ、有機則非該当インクなど、340 種類以上の豊富なインクラインナップがあり、ほぼすべての素材への印字が可能です。

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