最新のお知らせ

【新製品】Videojet 2380 大文字用インクジェットプリンタ

可変コードと製品識別情報を高解像度で印字できる VJ2380

イリノイ州シカゴ – 2024 年 3 月 21 日 – インクジェットプリンタの印字技術に関して 45 年以上にわたり専門知識を培ってきたビデオジェットは、このたび、外箱へのオンデマンド印字を必要とされる製造業のお客様および代理店に向けて、高解像度の産業用インクジェットプリンタ (大文字用) Videojet 2380 を新発売いたします。

大文字用インクジェットプリンタ VJ2380 は、段ボール箱、紙箱、輸送用コンテナ、その他の多孔性素材に印字するための「完全版」のソリューションとなります。この大文字用インクジェットプリンタはモジュール式の設計であるため既存の設備に簡単に組み込むことができ、マーキング工程に関する実務や研修の経験が少ない方でも操作とメンテナンスができるように設計されています。セルフクリーニング技術により印字ヘッドの自動クリーニングが定期的に実行され、メンテナンスの手間が少なく済むと同時に、汚れが発生しにくく一貫した印字品質を維持しやすくなっています。起動が短時間で完了し、サプライチェーンの中で求められる劣化しにくく高解像度の印字 (文字・ロゴ・バーコードなど) をすぐに印字できます。

本プリンタは外箱および紙箱用の印字機として、ユーザー様独自のマーキング・印字のニーズに適応できる汎用性の高いソリューションです。動的な生産データ (ロット情報・製造日・内容物など) のオンデマンド印字を可能としています。印字ヘッドを 2 つ使用する場合にも特別な周辺装置を追加する必要が無く、生産設備に簡単に組み込むことができます。ヘッドを2 つ使用することで、最大高さ 140 mm の印字や箱の両側面への印字が可能となります。両方の印字ヘッドは 1 つのユーザーインターフェイスで簡単に制御できます。このユーザーインターフェイスはプリントエンジンから分離されており、オペレータが最適だと思う位置に設置できます。

VJ2380 は直観的な操作が可能なタッチパネル式スクリーンと SIMPLICiTY™ (シンプリシティ) ユーザーインターフェイスを搭載した使いやすいマーキングソリューションです。内蔵のジョブ編集機能とオペレータガイドが利用できるほか、プリンタ操作の手間やユーザーによるミスの可能性を抑制するために役立ちます。接続性と互換性を担保するため複数のプロトコルに対応しており、USB、VideojetConnect™ (ビデオジェットコネクト)、ZPL エミュレーションを利用できます。Wi-Fi 機能も組み込まれており、リモートアクセスと分析機能1を提供します。VJ2380 の HMI (ヒューマンインターフェース) には、バーコードリーダーを簡単に接続できます。バーコードリーダーを使うと、印字するデータの選択・入力をより迅速に行うことができます。VJ2380 が対応している Scan2Run™ 機能は確実に正しい印字データを選択しプリンタにダウンロードするために役立ち、印字ミスや印字をやり直す手間を削減することができます。

本プリンタはノズルプレートのクリーニングに役立つエアナイフを搭載しています。また、印字ヘッドのノズルをクリーニングする自動マイクロパージの機能が、ノズルにごみが詰まるトラブルの予防に貢献します。自動マイクロパージについては、生産ラインを稼働させたまま特定の間隔で実行されるようにプログラミングすることが可能です。

自動のパージプロセスで使用したインクはシステムに戻りリサイクルされるため、よりクリーンなオペレーションが実現できると同時に、インク使用量が最適化されることでコストが抑制されます。さらに、このプリンタのインク容器はコンパクトですばやく簡単に交換できるため、生産ラインを止めずに交換作業が可能です。VJ2380 で使用できるインクは 7 色あり、製品を区別したり包装の見た目を向上させたりする目的でお役立ていただけます。

VJ2380 の設計は堅牢であり、実績あるプリンタ技術ならではの稼働率を実現します。耐久性の高い 304 グレードのステンレス鋼製であり、外箱や輸送箱を組み立てる現場の環境に最適です。また、ジャイロセンサーがプリンタの取り付け角度をリアルタイムで監視し、インク漏れの防止に貢献します。外部からの衝撃信号も検出・記録します。

オンデマンドの印字および段ボール箱への直接印字の取り組みは、ユーザー様の箱の仕入管理の効率化を助長し、在庫管理する箱の種類を減らすことができ、「コスト削減」「在庫保管スペース削減」「廃棄物削減」を実現します。それと同時に、箱の内容物の変化・印字の需要の変化に素早く対応可能とする柔軟性ももたらします。

Videojet LifeCycle Advantage™ (ライフサイクルアドバンテージ) サービスの導入により、
プリンタのメンテナンスが容易になり、オペレーターの作業を最小限に抑えられるようになりました。これは、動的なプリンタデータ・リモート接続2・ビデオジェットの専門知識を活用して、プリンタが製品寿命を通して最高の効率で稼働するよう支援する、ビデオジェットならではのサービスです。オプションの VideojetConnect™ Remote Service (ビデオジェットコネクトリモートサービス)3 を利用する場合、ビデオジェットとお客様の社内技術者の方々とでプリンタの状態を監視し、問題のトラブルシューティングを行い、長期的なパフォーマンスを向上させることができます。

産業用インクジェットプリンタ (大文字用) VJ2380 の詳細は、www.videojet.co.jp でご覧いただけます。

ビデオジェットについて

ビデオジェットは、産業用印字のグローバル市場で活躍する企業です。インラインの印字用装置、特定用途向けに開発されたインク関連製品、そして製品のライフサイクルを通したサポートを提供してきました。私達の目標は、コンシューマ向けパッケージ品、医薬品、工業用品などを製造するお客様とのパートナーシップを通して、そのお客様が生産性を強化してブランド価値の保護や向上を図り、業界トレンドや法規制遵守の面で業界のリーダーとなるお手伝いをすることです。産業用インクジェットプリンタ (小文字用)、サーマルインクジェットプリンタ、レーザーマーカー、産業用サーマルプリンタやラベラーなどの製品分野で専門的なノウハウや先端技術を有するビデオジェットは、世界で 400,000 台を超えるプリンタの納入実績があります。ビデオジェット製品は、販売先で 1 日 100 億を超える製品に印字を行っています。世界 26 ヶ国の直営事業所で 4,000 名以上のスタッフが、製品の販売・設置・サービス、そしてトレーニングのサポートを提供しています。また、流通ネットワークには 400 以上の代理店業者および OEM が含まれており、135 か国でサービスを提供しています。

© 2024 Videojet X-Rite K.K. — All rights reserved. Videojet は Videojet Technologies Inc. の登録商標です。

  1. 国によりご提供状況が異なります ↩︎
  2. 国によりご提供状況が異なります ↩︎
  3. 国によりご提供状況が異なります ↩︎