高速稼働や結露にも対応!飲料品の印字に最適なソリューション
生産ラインの高速稼働から結露まで、飲料メーカーの生産環境は最も条件が厳しい環境の 1 つです。
最高速で稼働するライン、結露、短時間での段取り替え、わずかなダウンタイムがもたらす大きな損失など、飲料品の工場には対処しなければならないさまざまな課題があります。製品への印字は必要ですが、充填装置や包装機器が高額なため、印字機の故障による突発的なライン停止は許されません。
飲料業界で 40 年以上の実績を積んだビデオジェットでは、賞味期限や製造番号のようなシンプルなマーキングから、販促やゲーム用途のバーコードなどの複雑な印字まで、厳しい条件であっても最長の稼働時間を約束するソリューションを幅広く用意しています。
- 使用用途
- 生産ライン導入例
- お役立ち関連資料
- 導入事例
- 用途一覧
- ガラス製の瓶
- アルミ缶・パウチ
- プラスチックボトル・キャップ
- 厚紙・ラベル
- シュリンクラップ・外箱・トレイ

- 溶剤ベースの非接触印字方式
- 最大5行のテキスト、リニアバーコード、二次元コード、グラフィックスなどを印字可能
- トラバース装置を利用することで、静止した包装への印字が可能な機種もご用意
- インクベースの非接触印字方式
- 熱・表面張力を利用してインクを包装表面に投射
- 二次元データマトリクス・その他バーコード・ロゴなどの高解像度の印字に最適
- レーザー光による非接触印字方式
- 対象物を深堀、酸化、剥離、発色、転写させることによりマーキング
- 印字内容を簡単に変更可
- 高品質で微細なマーキングが可能
- デジタル制御のプリントヘッド
- インクをフィルムなどに転写して印字する熱転写方式
- リアルタイムで可変データの印字が可能
- インクベースの非接触印字方式
- 複数のデータタイプ(英数字、ロゴ、バーコード)を大文字で印字
- 段ボール箱などの二次梱包への印字向き
- サーマルプリンタを搭載しており、印字とラベル貼付けを同時に実行
- バーコードを含むオンデマンド印字が可能
- さまざまなサイズのラベルを印字
- 幅広い種類の包装タイプに自動貼付
透明、アンバー、緑、その他の製品品質をアピールするための着色など、飲料ボトルのガラス素材は進化し続けています。印字技術を選択する際には、印字対象の瓶や包装ラインの特徴に適合することが最も重要ですが、印字の品質や内容についても考慮することが求められます。

- 速乾タイプ、除去可能なタイプ、高コントラストタイプ、耐結露タイプなど、多種多様なインクをご用意
- CleanFlow™(クリーンフロー)技術がプリントヘッドのクリーニング頻度を減らし、稼働時間を最大化
- 多くの色または種類のガラス製の瓶に明瞭で耐久性の高く印字
- あらゆるフォント、コード、グラフィックスを高品質の印字で実現
アルミニウム製の缶やフレキシブル材のパウチは、さまざまな飲料品の包装で一般的に採用されています。しかしながら、これらのパッケージの金属表面処理や曲面デザインが、印字をさまたげる場合があります。このような印字用途では、課題を解決して生産ラインの効率的稼働を後押しする印字ソリューションが必要です。

- 高速ラインでの印字が可能でアルミ缶底の凹面にも対応
- 無臭のMEKフリーインクを含む、業界で最大の品揃えの340種類以上のインクから選択可能
- 溶剤不要で、フレキシブルフィルムに高解像度の印字が可能(300dpi、12ドット/mm)
- 特許取得済みのクラッチレスリボンドライブが、メンテナンスに起因するダウンタイムを削減し、サーマルリボンを効率的に使用
- リアルタイムで可変データの印字が可能
- トレーサビリティデータ、ゲーム用途、シンプルな賞味期限表示に適した、耐久性の高い高速印字を実現
- 1時間当たり最大132,000缶のスピード、および高い視認性とコントラスト比*での印字が可能
*製品や印字内容によって異なる
飲料品のプラスチックボトルやキャップ形状、サイズ、そして材質(透明または色つき共に)は絶えず進化しています。こうした容器上の印字には、賞味期限の日付といった消費者向けの内容以外にサプライチェーン管理に使用する管理向けの生産データが含まれます。

- 非平面にも対応できる高速非接触印字技術
- Smart Cartridge™️(スマートカートリッジ)溶剤供給システムにより、実質的に廃棄物が出ず、溶剤の補充ミスも削減
- インクや溶剤は不要で、環境に対する負荷を低減
- さまざまなプラスチックに対応できる、幅広い種類のレーザーレンズ、出力、技術を提供
印字技術やインクを選択する際には工場のニーズについて十分にご検討ください。飲料品メーカーで共通の技術的課題である印字面の材質、環境への配慮、汚染防止や高速ラインへの追従などに対処しなければならないので技術の選択はより難しくなっています。

- ラベラー内部にも組み込めて生産ラインへの設置性が高く、ラベルまたは厚紙製の箱のあらゆる位置に印字可能
- 小型の50ミクロンノズルで、印字の難しい狭い領域にも印字可能
- 消耗部品不要のインクベース技術で高解像度印字を実現し、メンテナンスなどに起因するダウンタイムを最少化
- コンパクト設計であるために生産ラインに組み込みやすく、通信機能の柔軟性が優れた操作性をバックアップ
- CO2レーザーは、プレプリントされたインクを除去することでその下の層を露出し、高品質で高いコントラスト比のマーキングを実行
- 先進的マーキング技術と広いマーキング領域が、優れた品質の印字を形成
サプライチェーン全体を通して効率良く在庫管理を実行するには、段ボール箱の印字は読みやすくてはなりません。判読性の高い印字のために、ビデオジェットでは段ボール箱への直接印字が可能な大文字用インクジェットプリンタやオートラベラー(自動ラベル印字貼付機)を取り揃えています。

- ラベルの保管と管理に必要なコストが不要となり、顧客ごとに異なるプレプリントされた段ボール箱も廃止可能
- 特許取得済みのマイクロパージ技術で、ユーザが設定した間隔でパージできるため、プリントヘッドへの埃や塵の付着を防止して最高の印字品質を達成
- 複雑で微細な印字が可能なため、小売での販売にそのまま使用できるリテールレディパッケージに最適
- 不浸透性素材に最適なビデオジェットのMEKベースインクにより、生産ライン中断後でも迅速に印字品質を回復可
- 高品質な印字ラベルの自動貼付により、手作業によるラベル貼付機に比べ、スピード、精度、エラー防止に貢献
- 使いやすさと低メンテナンスを追求した設計
- 充填機の前後
- ラベラーの前
- ラベラーの後
- 段ボール箱・トレイの排出地点
ビデオジェットは充填機の前後でボトル、缶、その他の飲料容器に印字できるプリンタを各種用意しています。特別に配合されたインクや表面の水分を取り除く独自のアクセサリを使用し、明瞭な印字を実現します。
また、レーザーマーカーによるインクを使わない恒久的な印字も可能です。

- 溶剤ベースの非接触印字方式
- 最大5行のテキスト、リニアバーコード、二次元コード、グラフィックスなどを印字可能
- トラバース装置を利用することで、静止した包装への印字が可能な機種もご用意
- レーザー光による非接触印字方式
- 対象物を深堀、酸化、剥離、発色、転写させることによりマーキング
- 印字内容を簡単に変更可
- 高品質で微細なマーキングが可能
この生産ライン編成では、プリンタは一般にラベラーの最初の回転テーブル上に配置します。プリンタは、ラベラーに組み込まれた状態でラべル貼付前にすべてのラベルの同じ位置に印字を行います。

- 溶剤ベースの非接触印字方式
- 最大5行のテキスト、リニアバーコード、二次元コード、グラフィックスなどを印字可能
- トラバース装置を利用することで、静止した包装への印字が可能な機種もご用意
- レーザー光による非接触印字方式
- 対象物を深堀、酸化、剥離、発色、転写させることによりマーキング
- 印字内容を簡単に変更可
- 高品質で微細なマーキングが可能
この生産ライン編成では、ラベルを容器に取付けた後の位置にプリンタを配置します。
特殊なプリントヘッドのインクジェットプリンタまたはビーム屈折ユニット搭載のレーザーマーカーを利用することで、狭いスペースであっても印字装置を納めて、全てのラベルの同じ位置に印字できるようにします。

- 溶剤ベースの非接触印字方式
- 最大5行のテキスト、リニアバーコード、二次元コード、グラフィックスなどを印字可能
- トラバース装置を利用することで、静止した包装への印字が可能な機種もご用意
- レーザー光による非接触印字方式
- 対象物を深堀、酸化、剥離、発色、転写させることによりマーキング
- 印字内容を簡単に変更可
- 高品質で微細なマーキングが可能
外箱用印字装置にとって最適な取り付け位置は、封緘された段ボール箱またはトレイの排出地点です。お客様の生産ラインに最適な印字ソリューションは、段ボールに印字する情報の種類と量に応じて決まります。

- 溶剤ベースの非接触印字方式
- 最大5行のテキスト、リニアバーコード、二次元コード、グラフィックスなどを印字可能
- トラバース装置を利用することで、静止した包装への印字が可能な機種もご用意
- インクベースの非接触印字方式
- 熱・表面張力を利用してインクを包装表面に投射
- 二次元データマトリクス・その他バーコード・ロゴなどの高解像度の印字に最適
- レーザー光による非接触印字方式
- 対象物を深堀、酸化、剥離、発色、転写させることによりマーキング
- 印字内容を簡単に変更可
- 高品質で微細なマーキングが可能
- インクベースの非接触印字方式
- 複数のデータタイプ(英数字、ロゴ、バーコード)を大文字で印字
- 段ボール箱などの二次梱包への印字向き
- サーマルプリンタを搭載しており、印字とラベル貼付けを同時に実行
- バーコードを含むオンデマンド印字が可能
- さまざまなサイズのラベルを印字
- 幅広い種類の包装タイプに自動貼付
- 飲料業界全般
- 缶
- ペットボトル

飲料品への印字
最高速で稼働するライン、結露、短時間での段取り替え、わずかなダウンタイムがもたらす大きな損失など飲料品の工場には対処しなければならないさまざまな問題があります。製品への印字は必須ですが、印字工程が生産ラインの順調の稼動の妨げとなることは許されません。

乳製品や飲料品への印字時の結露問題を解決する
乳製品および飲料品メーカーが対処すべき主な課題として、生産ラインの高速化と、生産および低温殺菌工程において発生する湿気と包装表面の結露への対策が挙げられます。ビデオジェットではこれらのニーズに応えることのできる複数の印字ソリューションをご用意しています。 (全2ページ)

飲料品生産環境の結露に対応する印字ソリューション
飲料品メーカーにとって印字がますます大きな課題となっている背景には、結露の存在があります。そこに生産ラインの高速化や包装タイプの多様化が生じると、印字品質はたちまち悪化します。本資料では、飲料品生産にマッチしたお勧めのソリューションについて説明します。

飲料品メーカーの生産数増加と効率向上をサポート
Intelligent Motion™️技術により、ラベラーを手作業で調整する必要性を低減。時間当たりの処理能力を高めることに貢献します。さらに、これまでメンテナンス関連のダウンタイムの原因となっていた消耗部品を80%以上排除し、リボンやラベルも1分未満で簡単に交換できるようになりました。

飲料包装向けレーザーマーカー
飲料業界のお客様はビデオジェットのレーザーベースの技術ラインアップを活用し、最大1,968ft/分での稼働を実現しています。さらに、稼働寿命が10万時間まで延びるため、生産ラインの計画的および突発的なダウンタイ
ムを減らすことができます。

無菌容器のレーザー印字
レーザーマーキング技術により、稼働時間の改善、保守の最少化、マーキングの視認性の向上が飲料品メーカーにもたらされます。ビデオジェットの耐久性が高いレーザーマーキング技術により、より正確で読みやすい製品識別に対する要件を満たすことができます。

Videojet®︎ Lightfoot™️ 缶印字システム
飲料の生産ラインに適したファイバーレーザーマーカーを利用することで、競争力を強化することができます。Videojet®︎ Lightfoot™ を使用した缶への印字システムをご紹介します。缶を扱う高速ライン用に特別に設計されているため、生産ラインへスムーズに導入いただけます。

飲料缶へのレーザー印字
飲料業界では、厳しい生産スケジュールに対応するために、生産ラインには最高レベルの稼働率と可用性が求められます。また、製品の切替に迅速に対応できることも重要です。本資料では、上記の課題に対するレーザーマーキング技術の使用について説明します。

アルミ缶と持続可能性関連の取り組み
近年、消費者・政府・企業が「持続可能性」を重視するようになってきています。これに伴い持続可能性社会の継続に役立つ容器の材料が以前よりも注目されるようになりました。アルミ缶・スチール缶の市場は、2024年までに全世界で582億5000万ドルに到達することが予想されています。

クラフトビールにおける缶への移行とレーザー技術
一般的に、瓶ビールは缶ビールよりも高品質というイメージを持たれがちです。実際は、内容物を光/熱/酸素から保護する性能について缶と瓶とを比較すると、総合的には缶のほうが瓶(褐色や茶色のものを含む)よりも優れています。

日付情報の印字に対するPETボトル軽量化の影響と対策
この技術紹介資料では、軽量化ボトルに対するレーザーマーキングの影響および効果を説明することを目的としており、鮮明で読みやすいレーザーマーキングを提案します。

持続可能性と再生PET・植物由来の包装への印字の考慮事項
PETは消費者にとって使いやすい素材であるとされる一方、PETの使用が環境に悪影響を及ぼすこともわかっています。そのため、飲料業界は再生PET(およびテレフタル酸ポリエチレン)や植物由来のボトルの使用に移行しつつあります。
- 缶
- ガラス・瓶
- 段ボール・外箱

HP Bulmer社
イギリスで最も人気の高いアルコールシードル、BulmersとStrongbowの2製品を製造している英国のシードル(リンゴ酒)メーカーのHP Bulmer社は、Videojet®︎ 1600シリーズの高機能プリンタで収益増大を実現しました。

Britvic社
7UP、Tangoなどの人気製品を手掛ける英国の大手ソフトドリンクメーカーのBritvic社は、Videojet®︎ 1620 UHSを導入したことによって生産ライン速度を30m/分速めるだけでなく、印字品質と信頼性の向上に加え、プリンタのクリーニング作業の簡易化の恩恵を得られました。

Sprecher Brewing社
Sprecher Brewing社は、1985年にミルウォーキーで創業しました。同社では瓶詰めラインに信頼性の高いビデオジェットの産業用インクジェットプリンタ(小文字用)を採用して円滑かつ確実に稼動し、明瞭で一貫性のある日付やロット情報を印字しています。

Diageo Baileys社
ジョニーウォーカー、スミノフ、ギネス、ベイリーズアイリッシュクリームなど、一級品の酒類ブランドを取り扱っている世界屈指の酒造メーカーであるDiageo Baileys社は、レーザーマーカーを導入したことで、生産性が改善され、生産ラインの稼働時間を最大化できました。

Henri Bourgeois社
シャビニョール村の丘の斜面で栽培されたワインと、「クロタン」の名前で知られる村の有名なチーズをニュージーランドにまで広めたこの家族経営の会社は、ワインの外箱に印字するためにビデオジェットの大文字用インクジェットプリンタ Videojet® 2300 シリーズを選ばれました。
