軟包装材・ラベルへの印字に対応
ビデオジェットの産業用サーマルプリンタシリーズ

ビデオジェットの産業用サーマルプリンタ – 簡単操作でミスを抑制

サーマルプリンタ (熱転写プリンタ) とは、フィルム、パウチ、ラベルなどの薄い軟包装材に高解像度の可変印字を行うことができるデジタル技術です。

産業用サーマルプリンタは一般的に、菓子類、パン、冷凍・冷蔵食品 (食肉および同加工品、乳製品、袋入りの果物および野菜)、化粧品、医薬品、栄養補助食品などの軟包装材で包装された製品への印字に使用されます。

産業用サーマルプリンタシリーズ

新世代の産業用サーマルプリンタ DF6530 & 6330

DF6530 および 6330 は DataFlex®︎ (データフレックス) シリーズの製品であり、より生産的な稼働を目的として設計されており、最新の技術を採用して稼働率を向上させています。また印字の品質チェックにかかる時間や、印字ミスおよび製品の廃棄・印字の手直しにかかる時間を削減できるため、メーカーの生産効率と印字品質の向上に貢献します。

DF6530 / 6330 は消耗部品の点数が最小限に抑えられており、圧縮エアーを必要としない電子制御設計、そして簡単に交換できるリボンカセットを特長としています。様々な生産環境に組み込むことができ、生産ラインの稼働率の向上に貢献します。

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低速対応モデルの産業用サーマルプリンタ VJ6230

VJ6230 は、生産性の向上を目的として設計されています。最新技術によって軟包装材への印字ミスを削減し、費用対効果の高さでお客様の総保有コスト (TCO) を改善します。プリンタ内部のサーマルリボン経路がシンプルであるため、リボンのセットや切替作業を効率よく行うことが可能です。

市販のタブレットのように簡単に操作することができる 5 インチのタッチスクリーンコントローラ「CLARiTY™ (クラリティ) インターフェイス」をお使いいただけます。

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熱転写プリント技術の詳細

サーマルプリンタ (熱転写プリンタ) とホットスタンプ印字の比較

メーカーやその提携先のパッケージ製造会社にとって、包装への印字要件を満たしながら、運用コストを抑えることは継続的な課題です。

軟包装材でより優れた印字性能を実現しながら、実際にコストを削減する簡単な方法の 1 つは、アナログのホットスタンプ印字からデジタルのサーマルプリンタにアップグレードすることが挙げられます。

ホットスタンププリンタもサーマルプリンタも、インクリボンに乗っているインクを合成フィルムやラベルなどの薄い軟素材の表面に転写する仕組みになっています。しかし、この 2 種類のプリンタには、運用上の大きな違いがあります。

産業用サーマルプリンタは軟包装材に最適

サーマルプリンタの間欠印字

間欠式のサーマル印字は、包装フィルムが間欠的に移動する (移動と停止を繰り返す) 生産ラインで利用される技術です。各サイクルの停止時間 (ドエル) 内に印字を施します。包装機から送信される信号を受信すると、印字ヘッドが降下してフィルムの表面上で動きます。印字が完了すると、印字ヘッドはフィルム表面から離れて上昇し、スタート位置に戻って次の位置に印字します。

サーマルプリンタの連続印字

フィルムが連続的に流れるラインでは、フィルムが移動している最中に印字することができます。フィルムは、印字ヘッドとプラテンローラーの間を通過します。包装機から開始信号が出ると、印字ヘッドがプラテンローラーに押し付けられ、印字が開始されます。フィルムがフィラーを通って引かれ、プリンタが各箇所に印字を行います。停止信号が出て印字が完了すると、印字ヘッドはすぐに上昇してスタート位置に戻ります。

産業用サーマルプリンタで軟包装材へ印字するメリットおよびサーマルリボンの選択ガイドについてはこちらをご覧ください。

ビデオジェットはマーキングおよび印字に関する詳細情報や専門的なアドバイスをご提供いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

印字品質検査機能 iAssure™ (アイアシュア) 技術を産業用サーマルプリンタ DF6530 (53mm) および 6330 に内蔵

印字品質事故を防止する iAssure は、継続的に印字品質をチェックする技術です。内蔵のセンサーがすべての印字を 1 字単位で画像撮影し、品質を評価します。印字の品質が一定のラインを下回る場合、その印字を不合格にするか、生産ラインを停止します。この技術により、印字ミスによる大量廃棄や印字の手直しを削減します。